札幌を拠点に活躍するメイクアップアーティスト寺長根愛さんのインタビュー

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今回は、札幌を拠点に活躍するメイクアップアーティスト寺長根愛さんのインタビューをお届けしたいと思います。

寺長根愛さんは、ご自身で運営するメイクスクール、プライベートメイクブランドAiTERANGANEの設立、全国各地で開催されるメイクレッスンやセミナーの講師、舞台メイクや芸能人のメイク担当、メイクの専門学校講師をしたりと、幅広く活躍されているお方です。

メイクやネイル、おしゃれをすることが好きだった青春時代

miku:今日は、インタビューをさせていただき、ありがとうございます。

愛さん:こちらこそ、ありがとうございます。

miku:以前、愛さんのメイクレッスンを受けて、メイクの基礎や今まで知らなかったこと、間違ったメイクの知識を正すことができて、プロの方に教えていただくことって、大切だと感じました。ありがとうございます。

愛さん:いえいえ、とんでもないです。

miku:ずっと、札幌で活動されているんですか?

愛さん:はい。

miku:いつ頃から、メイクの道へ進みたいと思ったんですか?

愛さん:昔からメイクやネイルなど幅広く興味がありましたが、メイクだと思ったのは、高校生の時でした。
そして、美容の方に進みたいと思ったのが、中学2年生ぐらいからですね。元々、おしゃれをすることに興味があったんです。

社会人になってからでもメイクの道は目指すことができる


miku:結構、若い年齢の時から、思っていたんですね。
やっぱり、プロになられる方って、早い段階から決められる方が多いように感じます。

愛さん:そうですね。でも、そうじゃない方もいらっしゃいます。
元々私が独立する前に勤めていた所でお世話になっていた先生は、30歳からメイクのお仕事を始めた方ですし、自身のメイクスクールで社会人講座をやっているんですが、1回他の仕事に勤めてから、メイクの方に転職したという方もいるので、それぞれだと思います。

miku:大人になってから、自分の好きな仕事をしたいという方もいらっしゃいますよね。

愛さん:はい、いますね。

miku:社会人の方にも、メイク指導をされているんですね。

愛さん:学生対象の学校とは違うのですが、短期集中で受けられて、すぐ現場に出られるように教えてます。

miku:期間はどれくらいかかるのですか?

愛さん:日数にすると10日間ですね。
1日5時間の講習を10日間で10回、それを大体週に1回のぺースでやっていって、大体3ヶ月で皆さん卒業されていきます。
講習の合間にも、練習に来るので、3ヶ月間集中という感じですね。

miku:そうやって学んで、実際にプロで活躍されている方もいらっしゃるんですね。
愛さん:はい、みんな頑張っています。

miku:すごいですね。私もスキンケアを独学で始めて、最近メイクの方も習いたいと思い始めていたんです。やっぱり人に教えれることって、強みになりますよね。

愛さん:そうですね。メイクって、結果がわかりやすいじゃないですか。メイクをしたら変わりますし、直接的に変化に繋がることなので、笑顔になりやすいですよね。
スキンケアやダイエットは、時間がかかるけど、メイクってすぐ元気になれる。そういう力がありますよね。

miku:なるほど。確かに、そうですよね。

北海道で唯一の資格を持つエアブラシメイク

miku:高校を卒業して専門学校に行かれて、確か、留学にも行かれたんですよね?

愛さん:でも、留学というほどのものではなく、短期だったので、2週間ぐらいの講習会でした。
あれが、エアブラシのメイクの勉強をしに行った時のものです。

miku:北海道で愛さんしか取られていない資格ですよね。

愛さん:でも、おかげさまで、資格者がちょっと増えて、広まりつつありますね。

miku:そうなんですね。エアブラシってどのようなメイク法なんですか?

愛さん:エアブラシは、男性だと、プラモデルの着色や板金塗装に使うスプレーと同じ原理のメイク道具で、シューッとスプレーでするメイク法です

普通のメイクもできるし、ボディペイントとかそういうアート性のあるものにすごく適していて、そこに貼ってある鯉のデザインに切り取られたビニールがあるんですが、あれを背中に当てて、ボディペイントをするのに適した道具なんです。

miku:かっこいいですね。舞台メイクもされていますよね。

愛さん:そうですね。

miku:エアブラシは、舞台メイクにも取り入れたりしているんですか?

愛さん:そうですね。ダンサーさんに人気があって。昨日も、ミュージカルのメイク指導がありました。

活動が幅広いメイクアップアーティストのキャリア


miku:専門学校の講師もされたり、メイクレッスンもされたり…活動が幅広いですね。

愛さん:そうですね。専門学校行きながら働いて、18歳から仕事をしているので、キャリアは長いですね。

miku:やっぱり、プロの道をずっと生きてらっしゃるので、愛さんから貫禄を感じます。

愛さん:でも、普通の仕事をしたことがないので、世間知らずです(笑)それは、重々感じますね。

OLさんの仕事もしたことがないですし、独立したのが、23歳と早かったので、世間知らずというか…。
なので、自分ができないことは、できる人に任せようと思うようになりました。

それが大人になって、できるようになりましたね。

miku:やっぱり、若い頃は自分で抱え込んでしまいそうですよね。

愛さん:そうですね。独立して、頼れる人がいなかったというのもありました。

miku:そうですよね、自分一人でやっていたら、そうなりそうですよね。
今の愛さんは、肩の力が良い意味で抜けて、堂々と落ち着いているオーラを感じます。

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闘病生活から得ることができた人生の学び


愛さん:人に頼れるようになったのは、病気を患っていたことが大きな理由でした。

miku:大きな病気だったんですか?

愛さん:27,28歳くらいの時に、甲状腺癌をしたんです。

miku:そうだったんですね…。

愛さん:1年後くらいに、また再発してしまいましたが、放射線治療も含めて、2回手術をしました。
そのような経験もあったので、今思ったら、良いきっかけだったと思います。

miku:でも、癌なので…。

愛さん:当時のことは、あまり記憶に残ってなくて…この病気って、少しずつ具合が悪くなってくる症状だったので、その具合の悪さに慣れてしまったんです。

疲れているのかな?、寝不足なのかな?というふうに思ってしまったので…疲れているとか辛いことって他人と比較できないから、そういうものだと思ってしまうんですよね。

それで、ずっとそのまま放置してしまったんです。
でも、いよいよ微熱とか動悸が激しくなってきて…。

今、思えば症状だったと思うようなことが続いて、ようやく病院に行って発覚しました。

miku:そんなことがあったんですね…。

愛さん:今は、全然平気です。

miku:良かったです。すぐ直せる状況だったんですか?

愛さん:いえ、割と、すぐ手術しましょうという感じの状態でした。
発見がもうちょっと遅かったら、腫瘍が大きくなって、もっと手術が大変になっていたみたいです。

ギリギリのつるんと取れる大きさだっと主治医の先生が言っていました。

miku:でも、治って本当に良かったですよね。手術で取れる大きさで見つかって、不幸中の幸いでしたよね。

愛さん:そのおかげで、自分の体と向き合うことができるようになりましたね。

miku:そうなんですね。辛い経験を乗り越えることは、人生の糧にもなりますよね。

全国で行われているメイクレッスンやセミナー


miku:今されているお仕事は、メイクレッスンやセミナーなど、全国でされていることが多いんですか?
依頼されたり、自分でも営業みたいなことは、されてるんですか?

愛さん:営業は、ほとんどしていないんですが、自分で主催するセミナーは、大体メルマガの読者さんなんです。

miku:メルマガをされているんですか?

愛さん:そうなんです。メルマガは、もう書き続けて12年目ぐらいになります。

miku:じゃあ、書くお仕事もされているんですね。

愛さん:メイクのことしか書いていないんですが、全国に読者さんがいて、時々セミナーを企画して、全国各地でセミナーを開くこともしています。

miku:ずっとメルマガのファンの方が定着されているんですね。

愛さん:私のメルマガってすごく読みにくいメルマガだと思うんですよね。
メイクのことなのに、全部文字で書いているので、ちゃんと集中して読まないと読みにくいと思うんです。

雑誌みたいに写真の図解や動画もありますけど…そうじゃなくて、本当に文字だけで書いているんです。
例えば、「アイシャドウの色みのピンクとは?」みたいに。

それでも、最近まで読者数がほぼ変わらなく、長く読んでいただいている方が多いのかなと思います。
メルマガでセミナーをやると声をかけると、来てくれる方もいるのでとても嬉しいです。

miku:理想的な関係ですよね。ずっとファンの方と長い間繋がることができて。

愛さん:コアな感じですね。

miku:コアな関係性を作るのも、簡単にできることではないと感じます。

愛さん:ただ、めげずに、やりたいこととできることをやって来ただけなんです(笑)
今まで、動画配信や、もっとわかりやすいコンテンツがいいとか…私もそう思うので、やろうとは思っているんですが、アナログのやり方でついて来て下さる方もいらっしゃるので、両方できたらいいなと思うんです。

miku:そうですね。

愛さん:自分が主催するのはそう言った感じで、依頼されるのは、企業様の女性職員向けのメイク研修もしたりしています。

自身のメイクブランドAiTERANAGANEの成長と拡大


miku:今後のビジョンや未来について、思い描いていることはありますか?

愛さん:そうですね、自分のブランドを立ち上げて3年目になりますが、 商品開発を続けながら、拡大していけるように頑張っています。
店舗販売では、東急ハンズの全国の店舗に拡大していっている状態ですね。

そして、若い世代のメイクアップアーティストの育成に力を注いでいきたいと思っています。
専門学校で講師をしたり、自身のメイクスタジオで教えたりすることで、現在アシスタントもいますが、自分の後を繋いでくれる人を育てていきたいです。

 

miku:ご自身のプライベートブランドを持っているということで、コンシーラーがとても人気がありますよね。

愛さん:そうですね。コンシーラーは、割と人気がありますね。一番選びやすいのだと思います。
お悩みに訴求しているので。シミが気になる人はシミ消し、クマや赤みを隠すなどのお悩みに直結しているので、選びやすいのだと思います。

miku:マットな個体タイプのコンシーラーですよね。

愛さん:そうですね。シミとクマと赤み消しで、テクスチャーの固さもそれぞれ違うのですが、きちんと隠すことができる固めの練り状のコンシーラーを作っています。
伸ばしやすい、馴染みやすいというよりも、コンシーラーは、何のために使うのかを考えると、隠すために使うものなので、きちんと隠せるものを作ろうと思いました。

miku:最近、新商品の影消しも発売になったということで、とても気になっていました。

愛さん:この後、メイクをする時に、ぜひ使ってみますね。

オールインワンではなくプラスワンの化粧品作りを目指して


愛さん:最近の化粧品ってオールインワンのものが多いじゃないですか。
オールインワンとか、これ一つでOKとか。手軽さを売りにしているものが多いと感じますが、私のメイクに対する考え方ではあまり好きではないんです。

きちんとやらないと、結局綺麗になれないと思っているので、オールインワンではなくプラスワンのアイテムをずっと作っているんです。
コンシーラーも省く人って結構いるじゃないですか。
それを省かずにプラスワンで使っていただくことによって、より完成度が上がるんです。

影消しもなくてもメイクは成り立つのですが、プラスワンで使うことによって、もっと綺麗になるということをお伝えしたくて。
なので、プラスワンアイテムというものをずっとコンセプトで作っているんですよね。

手間も時間もかかるけど、そういうメイクを楽しむ時間も大事にしてほしいという願いが込められた化粧品です。

miku:私も、愛さんのメイクレッスンを以前受けて、やっぱりきちんと重ねないと完成度も上がらないし、正しい方法を知ることでメイクの持ちも良くなったので、自分でも実感することができました。

愛さん:良かった!

miku:愛さんから学んだメイク法をしてから、友達とカラオケに行って、夜中の2~3時にトイレの鏡をふと見たときに、全然崩れていませんでした!
やっぱり丁寧にきちんとベースメイクを積み重ねることって大事ですよね。
その経験から、もっとメイクを知りたいと思いました。

お客様の大切な節目に携わるやりがいのある仕事

愛さん:メイクは、その人の名刺みたいなもの。私達は、お顔を預かる仕事なので、その人の人生に関わる…とっても責任重大な仕事だと思っています。
大体、女性がこういうメイクスタジオにメイクしにくる時って、すごく大事な時じゃないですか。

miku:そうですよね。

愛さん:これから婚活に行くとか、デートに行くとか、相手のご両親に会うとか、そういうときにその方のお顔を預かるということは、とても責任重大だと思いながらやっています。

miku:そうですね。やっぱり、意識が高くなりますよね。

愛さん:そうですね。そう感じるようになって来ましたね。

miku:やっぱり、意識の変化があったんですか?

愛さん:長くやっていると、お客様との付き合いも長くなっていきます。
例えば、あるお客様で、これから婚活に行くというときにメイクをしに来て下さったことがありました。

そして、その方が良い人に出会って、その人とデートに行くことになったときに、またメイクをしに来て下さったんです。
その次に、温泉旅行に行くことになったので、メイクレッスンをしたこともありました。

結婚することになった時は、結納に結婚式に全部私がメイクをすることになったんです。

miku:一人の同じお客様にですか?

愛さん:そうです。それで、子供が出来た時も、マタニティーフォトや100日の写真を撮る時にメイクをしたり、そういう常連のお客様が増えて来ましたね。

「人生の節目節目に、必ず愛さんにメイクしてもらってた」と言われた時があって、そういう大切な時を一緒に共有できる仕事だと改めて感じました。

miku:人生に関わるお仕事なんですね。年月とともに、お客様との関係性に深みが増して、素敵ですね。

愛さん:ありがとうございます。

miku:今日は、素敵なお話を聞かせていただいて、ありがとうございました。

アイメイクに特化したナチュラルメイクをしていただきました!

インタビュー後に、実際に愛さんにフルメイクをしていただくことに!
プロのメイクアップアーティストの方にしていただけて、勉強にもなりましたし、とても嬉しかったです!

スタジオでメイクやレッスンを受けることができるので、詳しい詳細は、こちらからご覧下さい!
Ai TERANAGANE

そして、仕事にも普段使いにも活かせるナチュラルメイクを、プロの方にしていただきたかったのと、アイメイクは、メイク雑誌でいつも特集が組まれているほど人気があるので、アイメイクに特化したナチュラルメイクをオーダーしました。

メイク前

メイク後

春夏を思わせる明るいアイメイク。それ以外は、ナチュラルにメイクしていただきました。
下まぶたは、ビビットな黄緑色が差し色になって、ポップでキュートな印象に感じます。


下まぶたは、意外と濃い紫色やターコイズなど、ビビットな色を差し色として使えるとおっしゃっていました!

取材後期

私と愛さんの出会いは、2017年3月に開催されたメイクレッスンでした。
その時に、教えていただいた崩れないベースメイクの付け方が、本当に長時間崩れなくて…プロの方に教わることは大切だと感じたことを覚えています。

23歳から独立し、メイクアップアーティストとして幅広い活躍をしている愛さんは、同世代とは思えないほど、貫禄のある落ち着いたオーラを感じました。
そして、インタビューやメイクをしていただいている間も、優しい言葉をかけて下さり、気さくな人柄がとても魅力的な愛さん。

北海道を代表するメイクアップアーティストの寺長根愛さんの、これからの益々のご活躍を願っています。

寺長根愛さんの公式サイト
Ai TERANGANE

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メイクアップ人生

次回は、実際に寺長根愛さんにメイクをしていただいた時のことを、記事に書いていきたいと思います。
お楽しみに!

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